全てをかけた16才の少女〜幻獣〜
ローファーから上履きに履き替えて階段を登る。
1ー4と書かれた教室に入る。
誰も私なんか見てない。目もくれてない。別にそれでいい。
人の事をなにも知らずに目つきが悪いだの態度がでかいだのうざいだの言ってる奴らと友達になんかなりたくない。
なったってなんか些細なきっかけで手のひら返したようにいじめの標的になるんだ。
そんなのごめんだ。
それなら一人で十分だ。今までもそうしてきたんだ。これからだってーー。。