夜をこえて朝を想う
そこから、仲良くケーキを半分こして
さっきの店に戻って、お互いどっちが似合うとか何とか好き放題言い合って
各々にワンピースを買って帰った。
素敵な人だった。
あのワンピース…吉良くんに見せるのかな。
きっと、目がハートになっちゃうね。
いいなぁ。
でも、楽しかった。
うん、楽しかった。
良かった。素敵な人で。
本当、見る目あるなぁ、吉良くん。
さぁ、終わった。後は…うん。
ハンカチ返して
イタリアへ行く準備するだけ。
本当に行ってやろうか、イタリア。
パスタ好きだし。
イタリア人、パスタ食べるのかな?本当に。
…知らないっと。
ひとつひとつ…
手から離れていって…
あと残ったのは1枚のハンカチだけ。
それが終わったら…
本当に何も残らない。
0だ。
0からの…スタート。
いいね。それくらいまっさらな所から始めたい。
その場で吉良くんにメッセージを送った。
『今度、取引先に来るとき教えて?ハンカチお返しします。ラストです。』
暫くして、返信があった。
『来週の金曜行くー。』
『了解、その時に。』
よし、その時が最後だ。
強い決心を胸に…
洗ったハンカチにアイロンを当てる。
さっきの店に戻って、お互いどっちが似合うとか何とか好き放題言い合って
各々にワンピースを買って帰った。
素敵な人だった。
あのワンピース…吉良くんに見せるのかな。
きっと、目がハートになっちゃうね。
いいなぁ。
でも、楽しかった。
うん、楽しかった。
良かった。素敵な人で。
本当、見る目あるなぁ、吉良くん。
さぁ、終わった。後は…うん。
ハンカチ返して
イタリアへ行く準備するだけ。
本当に行ってやろうか、イタリア。
パスタ好きだし。
イタリア人、パスタ食べるのかな?本当に。
…知らないっと。
ひとつひとつ…
手から離れていって…
あと残ったのは1枚のハンカチだけ。
それが終わったら…
本当に何も残らない。
0だ。
0からの…スタート。
いいね。それくらいまっさらな所から始めたい。
その場で吉良くんにメッセージを送った。
『今度、取引先に来るとき教えて?ハンカチお返しします。ラストです。』
暫くして、返信があった。
『来週の金曜行くー。』
『了解、その時に。』
よし、その時が最後だ。
強い決心を胸に…
洗ったハンカチにアイロンを当てる。