Love-ing(アイエヌジー)
「俺みたいな力持ちは、家具とかデカいモンの運搬もできるからって・・おまえ、店に行ったことねえのか?」
「あぁ・・っと、そうですね・・若葉2丁目は、近いけど、小学校を卒業した今はもう、あのあたりは通らないから」
「じゃあおまえは若葉小に行ってたのか」
「はい」
「店にはいろんなモノがあるぞー。おまえ、読書好きだろ」
「えっ!?なんで、知ってる・・んですか」
「勉強ができるヤツは、大抵読書家だと相場が決まってる」と、得意気に言う辻堂監督に、私はなぜか、感嘆の眼差しを向けていた。
おもしろい理論だ。でも私は・・・違う。
「あぁ・・っと、そうですね・・若葉2丁目は、近いけど、小学校を卒業した今はもう、あのあたりは通らないから」
「じゃあおまえは若葉小に行ってたのか」
「はい」
「店にはいろんなモノがあるぞー。おまえ、読書好きだろ」
「えっ!?なんで、知ってる・・んですか」
「勉強ができるヤツは、大抵読書家だと相場が決まってる」と、得意気に言う辻堂監督に、私はなぜか、感嘆の眼差しを向けていた。
おもしろい理論だ。でも私は・・・違う。