Love-ing(アイエヌジー)
出会い
高校生活の初日から、私に友だちができた。
生まれて初めてできた、私の友だち――。
彼女の名前は、藤井江津。あだ名は「えっちゃん」。
えっちゃんは、とても美人だ。しかも、スタイルだって、抜群にいい。
明るく、陽気な性格で、私とは、ことごとく真逆に位置する人・・だと思う。
だからこそ、私たちは気が合うのかな・・・?
顔にある痣のせいで、今まで人に、避けられたり、気味悪がられてばかりだったこの私に、仲良くしてくれる友だちが、生まれて初めてできたことだけでも、驚きだったのに・・・。
「ねえ弥亜ちゃん!」
「なぁに?えっちゃん」
「私と一緒に、野球部のマネージャーしようよ」
「・・・え?」
気づいたときにはもう、えっちゃんが、私の腕を掴んで、一緒に歩かされていた。
生まれて初めてできた、私の友だち――。
彼女の名前は、藤井江津。あだ名は「えっちゃん」。
えっちゃんは、とても美人だ。しかも、スタイルだって、抜群にいい。
明るく、陽気な性格で、私とは、ことごとく真逆に位置する人・・だと思う。
だからこそ、私たちは気が合うのかな・・・?
顔にある痣のせいで、今まで人に、避けられたり、気味悪がられてばかりだったこの私に、仲良くしてくれる友だちが、生まれて初めてできたことだけでも、驚きだったのに・・・。
「ねえ弥亜ちゃん!」
「なぁに?えっちゃん」
「私と一緒に、野球部のマネージャーしようよ」
「・・・え?」
気づいたときにはもう、えっちゃんが、私の腕を掴んで、一緒に歩かされていた。