Love-ing(アイエヌジー)
なんか・・・えっちゃんのときの対応とは、全然違って、「どうでもいい感」が、声にモロ、出てた、よね・・。
あっけない?じゃない・・そっけなかった。けど・・・仕方ない、か。
なんてったって、相手は私なんだ。
顔に痣のある、醜い私とは、さっさと会話を終わらせたいだろうし、関わりたくないんだよね。
私だって、できるだけ、人づきあいは避けたいし、したくない。
だから、いつまでたっても集団生活は苦手だし、なじめない。いや、なじもうとすらしない。
「誰にも顔を見られたくない」気持ちが強すぎて、誰かの視線を感じたり、「顔、見られてる!」って認識してしまうだけで、すぐ緊張してしまうし。
こんな私に、野球部のマネージャーなんて、果たして務まるの?・・かな。
たとえ、えっちゃんが、一緒にいてくれても・・・でも、もう引き返せないところまで、来ちゃった・・・。
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