Love-ing(アイエヌジー)
「まずは部室の鍵を取りに行かなきゃ」と言っていた大谷センパイと、私たちは、最初に職員室へ行った。
「運動部の部室の鍵は、ここに全部かかってるの。で、野球部のマネージャーは、女子バスケ部の部室を間借りしてるんだ。うちらは人数少ないからね」
「じゃあ、野球部の部室は使わないってことですか?」
「そういうこと。野球部の部室は部員専用。あれでも一応、男子だからね。むさいけど。マネージャーである女子は少ないから、遠慮しとかないとね」
「部員を襲わないように、ですかぁ?フフッ」。
「こらこら。襲うのは“赤ずきんちゃん”の方じゃないでしょ」
「運動部の部室の鍵は、ここに全部かかってるの。で、野球部のマネージャーは、女子バスケ部の部室を間借りしてるんだ。うちらは人数少ないからね」
「じゃあ、野球部の部室は使わないってことですか?」
「そういうこと。野球部の部室は部員専用。あれでも一応、男子だからね。むさいけど。マネージャーである女子は少ないから、遠慮しとかないとね」
「部員を襲わないように、ですかぁ?フフッ」。
「こらこら。襲うのは“赤ずきんちゃん”の方じゃないでしょ」