Love-ing(アイエヌジー)
「私、入部したばっかですよぉ?辻堂監督は、私がすぐ辞めるって思ったんですかぁ?」
「かもな」
・・・ごまかした。ということは・・やっぱり、えっちゃんじゃなくて、私がすぐ辞めると思ってたんだ。
お母さんみたいに。
だから辻堂監督は、いつも、1年マネージャーに話すときは、私、じゃなくて、えっちゃんとばかり、話すんだろうな・・。
でも、私は、自分から話すことなんて、何もないし、部活に関係することを聞くのは、大谷センパイで事足りてるから、結局・・・辻堂監督とは話す必要がない・・ってことか。
ていうより、辻堂監督は、きっと、俯いてばかりで陰気な私なんかと、話したくないんだよね。
だから、この場合は、「私」じゃなくて、「辻堂監督が」、「私と」、「話す必要がない」って表現した方が、正しい・・絶対に。
「かもな」
・・・ごまかした。ということは・・やっぱり、えっちゃんじゃなくて、私がすぐ辞めると思ってたんだ。
お母さんみたいに。
だから辻堂監督は、いつも、1年マネージャーに話すときは、私、じゃなくて、えっちゃんとばかり、話すんだろうな・・。
でも、私は、自分から話すことなんて、何もないし、部活に関係することを聞くのは、大谷センパイで事足りてるから、結局・・・辻堂監督とは話す必要がない・・ってことか。
ていうより、辻堂監督は、きっと、俯いてばかりで陰気な私なんかと、話したくないんだよね。
だから、この場合は、「私」じゃなくて、「辻堂監督が」、「私と」、「話す必要がない」って表現した方が、正しい・・絶対に。