Love-ing(アイエヌジー)
「じゃーな。気をつけて帰れよ」
「は~い。辻堂さん、送ってくれてありがとうございましたっ!また送ってくださぁい」
「俺をアシにするな」と言った辻堂監督に、えっちゃんは可愛くエへッと笑うと、「じゃーね、弥亜ちゃん!」と元気良く言って、車から出た。
「あ・・うん。また明日・・」と私が呟いたときにはもう、えっちゃんは、駅の方へ駆けていた。
雨、止んでる。良かった。
できれば私もここで降りて・・と言いたいところだけど、私が持ってる定期は、路線が違うから使えないし、お金、持ってない・・・。
たぶん、20分くらい歩けば、定期が使えるバス停に着く。けど、そんな回り道してたら、家に帰るのが遅くなっちゃう・・・。
「は~い。辻堂さん、送ってくれてありがとうございましたっ!また送ってくださぁい」
「俺をアシにするな」と言った辻堂監督に、えっちゃんは可愛くエへッと笑うと、「じゃーね、弥亜ちゃん!」と元気良く言って、車から出た。
「あ・・うん。また明日・・」と私が呟いたときにはもう、えっちゃんは、駅の方へ駆けていた。
雨、止んでる。良かった。
できれば私もここで降りて・・と言いたいところだけど、私が持ってる定期は、路線が違うから使えないし、お金、持ってない・・・。
たぶん、20分くらい歩けば、定期が使えるバス停に着く。けど、そんな回り道してたら、家に帰るのが遅くなっちゃう・・・。