破滅エンドまっしぐらの悪役令嬢に転生したので、おいしいご飯を作って暮らします
ノアが『あっ、ハーピーだ』と、街道脇の林から出てきた魔物を見つけたのだ。
ハーピーは腕と下半身が鳥、顔と上半身が女性の姿をしており、ほとんどが人を襲うことはない。
出会ったハーピーは友好的な上、ノアとは知り合いだったようでピィピィと鳴きながらノアに何やら話しかけていた。
もちろんアーシェリアスには何を言っているのかさっぱりだが、ノアは違う。
『へぇ! どうりで最近見ないなぁと思ったよー』
当然のように会話をし、楽しげに笑いながら盛り上がっていた。
アーシェリアスとザックが感心する中、ノアは『そうだ』とハーピーに幻の料理について何か知らないかと訊ねた。
すると、ハーピーは教えてくれたらしい。
隣国【モルンロート王国】との国境砦の手前にある【祈りの洞窟】。
その奥に、幻の食材と言われているものがあるのだと。
どのみちエスディオへ向かう途中にその洞窟はある。
ならばと行ってみることとなり、一行は現在、祈りの洞窟に近い宿場町を目指していた。
ハーピーは腕と下半身が鳥、顔と上半身が女性の姿をしており、ほとんどが人を襲うことはない。
出会ったハーピーは友好的な上、ノアとは知り合いだったようでピィピィと鳴きながらノアに何やら話しかけていた。
もちろんアーシェリアスには何を言っているのかさっぱりだが、ノアは違う。
『へぇ! どうりで最近見ないなぁと思ったよー』
当然のように会話をし、楽しげに笑いながら盛り上がっていた。
アーシェリアスとザックが感心する中、ノアは『そうだ』とハーピーに幻の料理について何か知らないかと訊ねた。
すると、ハーピーは教えてくれたらしい。
隣国【モルンロート王国】との国境砦の手前にある【祈りの洞窟】。
その奥に、幻の食材と言われているものがあるのだと。
どのみちエスディオへ向かう途中にその洞窟はある。
ならばと行ってみることとなり、一行は現在、祈りの洞窟に近い宿場町を目指していた。