仮眠室で愛を叫べば
大好きな人に抱かれて、目の前の愛しい人を見つめ涙が溢れる。

「大好き……」

「あんまり煽んないでくれる?
無理させたくないのに何度も抱きたくなる、、、」


困ったように笑う圭吾に手を伸ばしその頬に触れる。

「お願い圭吾、もっと私に触れて。圭吾、愛してる」

「恵、もう限界。
そんな顔するなよ。
我慢できないだろ。」

何度も重なる唇の合間に

「恵、愛してる」

そう何度も囁いて彼は優しく私にその夜愛をそそいだ。
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