仮眠室で愛を叫べば
「お兄ちゃん、心配かけてごめん。
別れ…ちゃった。
前の彼女との間に子供がいてより戻すみたい。」

「そうか、、、」

「大丈夫。こう見えて私モテるんだよ?
すぐにかっこいい彼氏できるよ。」





『さようなら』

それからすぐに圭吾にそうメッセージを送り、翌日私は携帯を解約した。

飛び出して別れたあと入っていた着信は兄からだけで圭吾からの連絡は入ってはいなかった。

昼休憩も食堂に行くことをやめた。

私は仕事に没頭した。

あの日から私たちは顔を会わせていない。

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