仮眠室で愛を叫べば

再会

「恵ちゃん顔色悪いけど大丈夫?」

「はい、大丈夫です」

そう言いながらも食欲もなく、夜もほとんど眠れなかった。

宮前先生はあれから、休暇願いを出して病院に来ていない。

どうりで避けてはいたが顔を会わせないわけた。

「別れたんです」

泣き張らした目を隠せずにそう伝えるとみんなそれ以上聞いてくることはなく、ただ日に日に弱っていく私を心配していた。

身体が心が悲鳴をあげていた。

先生といた時間はたった三ヶ月なのに、こんなにも私は彼を愛してあきらめることが苦しかった。
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