仮眠室で愛を叫べば
「よかった。先生が私の恋人で。
先生見るたびにドキドキして、取り返しつかなくなりそうで困ってたんです」

「取り返しつかなくなったら俺が責任とるよ。
同じくらい取り返しがつかなくなるほど愛してやるから」

「あっ…」
ふっと笑う俺をみて恵はみるみる赤くなる。

「なに?どうかした?」

「同じやりとりを以前にしたような気がして。それに、その顔…すっごく好きかも。

先生、…忘れちゃってごめんなさい。思い出せなくてごめんなさい。

もう一度、、、、私は先生に恋してもいいですか?」

「当たり前だ。
一緒に新しい二人の思い出を作っていこう。
俺は、ずっと恵をかわらず愛してるから」

そっと握りしめた彼女の手が震えていた。



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