仮眠室で愛を叫べば
仮眠室の神様
「何か良いことありましたか?
すごく嬉しそう」
検温にきてカーテンを開けにきた看護師の高橋さんが体温計を受け取りながらにっこり笑った。
「ふふっ聞いてくれます?
あのイケメンな宮前先生が私の彼氏なんですよ!
…あっ!忘れてるのは私だけで皆さんは前から知ってるんですよね?」
「はい、知ってますよ。
宮前先生に彼女が出来たときそれはそれは大騒ぎだったんだから。
私も食堂に二人を見に行きましたから」
「うわっ!恥ずかしい…。
高橋さん私ね…
…目が覚めて先生を初めて見たときにすごくドキドキしたんです。
名前も知らないし、会った記憶もなくて。
それでも前から知っていたような隣で笑っていたような幸せな気持ちになるんです。」
「心がちゃんと覚えてるんですよ。それくらい岡本さんは宮前先生が大好きだったんですよ」
「どうしたら思い出せるのかなぁ。携帯にたくさんの写真があったんです。確かに付き合ってたんだって嬉しくなったのに、なーんにも覚えてない…。」
はぁと大きなため息がでた。
すごく嬉しそう」
検温にきてカーテンを開けにきた看護師の高橋さんが体温計を受け取りながらにっこり笑った。
「ふふっ聞いてくれます?
あのイケメンな宮前先生が私の彼氏なんですよ!
…あっ!忘れてるのは私だけで皆さんは前から知ってるんですよね?」
「はい、知ってますよ。
宮前先生に彼女が出来たときそれはそれは大騒ぎだったんだから。
私も食堂に二人を見に行きましたから」
「うわっ!恥ずかしい…。
高橋さん私ね…
…目が覚めて先生を初めて見たときにすごくドキドキしたんです。
名前も知らないし、会った記憶もなくて。
それでも前から知っていたような隣で笑っていたような幸せな気持ちになるんです。」
「心がちゃんと覚えてるんですよ。それくらい岡本さんは宮前先生が大好きだったんですよ」
「どうしたら思い出せるのかなぁ。携帯にたくさんの写真があったんです。確かに付き合ってたんだって嬉しくなったのに、なーんにも覚えてない…。」
はぁと大きなため息がでた。