サマー・リフレイン



女子が女子を好きになる。
そんなのあり得ない。

そこまでハッキリは
告げなかったけれど
私は彼女を拒んだ。

彼女が一生懸命
勇気を出して
想いを伝えてくれただとか

それを拒むことが
どれほど彼女を
傷付ける行為かだとか

私には想像さえも
できなかったのだ。


私にとって彼女は
仲のいい女友達で
恋愛対象にはなれない。

ただそれを
わかってほしかった。

そんな私の気持ちが
彼女の心を傷つけていた。

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