サマー・リフレイン



失って気づいた。

これが恋愛感情だとは
思わないけど。

私にとって
彼女は、柚月は
友達以上の存在で

あの時
手を差し伸べなかったことを
どうしようもないのに
すごく後悔した。

私は、彼女の腕を強く引く。


「…手放すわけが
ないじゃない」


ずっと一緒に
いたかったんだから。

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