嘘つきは恋の始まり!?


どうしよう……
おなかに入らない。

見ただけで満腹だ。
でも何かは入れないと。

私はとりあえず
オレンジを手に取り
ダイニングテーブルについた。

オレンジをかじっていると
急にインターホンが鳴る。


「はーい」

「宅急便でーす」


誰かの声に似てるな。
結構若い宅配業者さんだな。

なんて思いながら私は
エントランスのドアを
開ける。

暫くして、家のインターホンが
鳴り響いた。

あ、どうしよう。

ここで私は気づく。
私、パジャマじゃん。


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