180センチ以下は認めない
年も明けて、年始のばたばたも落ち着いた1月後半。
最近なぜか、息苦しい。
喉に大きなビー玉を飲み込んでしまったかのような、違和感。
息をするのも、しずらいくらい。
体調もなんだか、よくない。
だるいし、夜は眠れない。頭も痛い。
でも、仕事は仕事。
注射の輸液も病棟に運ぶし、調剤もする。
週1くらいの当直勤務もある。
病棟に患者さんもいる。
エナジードリンクと、頭痛薬のアセトアミノフェンは、最近の私のお友だちだ。
今日は、天気も良くないし、いつもより、頭痛がひどく、喉のビー玉は成長している気がする。
早く仕事を終わらせて帰ろう。
そう決めて病棟で配薬と説明の記録を書き出した。
そこに、山形先生と向井さんが来た。
普通に仕事をしているだけの2人。でも、なんとなく、胸が痛い。
勝手に片思いして、勝手に失恋しただけ。
山形先生のことに気づいて、心配してくれた斎藤さんは急に亡くなった。
最後にお別れもできなかった。
宮野先生とも顔を合わせづらいし。