180センチ以下は認めない
綾side
「ん・・・」
眼を開けると、白い天井。
ここどこ?起き上がろうとするが、体が重すぎて起き上がれない。
眼だけで、きょろきょろ周りを見渡すと、点滴棒に吊るされた点滴が、腕につながっている。
ん?
私、どうしたんだっけ?なんで、点滴?何していたっけ?
考えると、頭が痛くなってきて、また、息がしづらくなってきた。
また、目を閉じることにした。
どれくらい時間がたったのだろう・・・
また、目を開けると
「加藤。大丈夫か」?
宮野先生が覗き込んで来た。
「み・宮野先生?なんで?」
「病棟で倒れんたんだよ。脱水と軽い貧血。あとは、パニックか?」
「倒れた・・・」
「顔が真っ青で、ふら~と椅子から転げ落ちそうになったんだ。」
「あ~。なんか、息が出来なくて、意識がもうろうとして・・・」
「息ができないって、どういうことだ?」
「のどにビー玉が詰まってて。実際につまってる訳ないんですけど、それでも、息がしづらくて」
「わかった、もうちょっと調子が良くなったら、検査しよう。それまでは、ゆっくりするんだ。点滴終わるのに、もうちょっとかかるから、寝てろ。終わるころに迎えに来るから・・・」
宮野先生の言葉を最後まで聞けず、私はまた、目を閉じた。
眼を開けると、白い天井。
ここどこ?起き上がろうとするが、体が重すぎて起き上がれない。
眼だけで、きょろきょろ周りを見渡すと、点滴棒に吊るされた点滴が、腕につながっている。
ん?
私、どうしたんだっけ?なんで、点滴?何していたっけ?
考えると、頭が痛くなってきて、また、息がしづらくなってきた。
また、目を閉じることにした。
どれくらい時間がたったのだろう・・・
また、目を開けると
「加藤。大丈夫か」?
宮野先生が覗き込んで来た。
「み・宮野先生?なんで?」
「病棟で倒れんたんだよ。脱水と軽い貧血。あとは、パニックか?」
「倒れた・・・」
「顔が真っ青で、ふら~と椅子から転げ落ちそうになったんだ。」
「あ~。なんか、息が出来なくて、意識がもうろうとして・・・」
「息ができないって、どういうことだ?」
「のどにビー玉が詰まってて。実際につまってる訳ないんですけど、それでも、息がしづらくて」
「わかった、もうちょっと調子が良くなったら、検査しよう。それまでは、ゆっくりするんだ。点滴終わるのに、もうちょっとかかるから、寝てろ。終わるころに迎えに来るから・・・」
宮野先生の言葉を最後まで聞けず、私はまた、目を閉じた。