180センチ以下は認めない
コトン。
テーブルにマグカップが置かれた。
「とりあえず、これ飲んで」
マグカップを手に取ると、中はホットミルクだ。
一口飲むと、はちみつの甘さが広がる。
ほっとする。
宮野先生は、隣の部屋に行き、スウェットを持ってきて、私に押し付けた。
「風呂、準備するから、入って寝ろ。とりあえず、何も考えずに寝ろ」
と、廊下に出て行った。
私、どうしたらいいんだろう・・・
頭の中で宮野先生の「好きなんだ・・・」が、繰り返される。