180センチ以下は認めない
宮野side
連れて帰ってきちゃったけど、とりあえず風呂に入らせたけど、これからどうしたいいんだろう。
頭を抱えていると、加藤が風呂から出てくる音がする。
「先生、ありがとうございました。お風呂。すみません、お先に・・・」
振り返ると、風呂に入って少し顔色のよくなった加藤が立っていた。
「ここ、座って。」
頭にタオルをかけている、加藤をソファーに座らせ、ドライヤーを取りに行く。
ドライヤーをもって戻ってくると、ぼんやり、ソファーに座っていた
俺は、後ろから、加藤の髪を乾かし始めた。
「先生、自分でやれます。」
「いや、やらせて」
加藤のショートカットの髪はすぐ乾いてしまい、もっと髪を触っていたかったが、ドライヤーを止めた。
「俺も、風呂入ってくる。加藤は、ベッド使っていいからもう寝ろ。襲ったりしない。ゆっくりちゃんと寝るんだ。わかったな」
それだけ言って、俺も風呂に行った。