180センチ以下は認めない
宮野side
ナースステーションで冷やかされて、逃げ出した俺。
綾、おいてきちゃったけど、あいつ、大丈夫かな?
「宮野先生、回診ご一緒していいですか?」
綾が後ろから走ってついてきた。
「ああ。」
なんとなく、顔を見るのが恥ずかしくて、顔を見ずに返事をした。
「先生、ありがとうございます。でも、仕事で会うのって、ちょっと照れますね」
「ああ・・・今日、仕事終わったら、薬局に迎えに行く。ちょっと、待ってて。」
「はい、でも、昨日休んじゃったので、残業になっちゃうかもです・・・」
「わかった、じゃあ、終わったら、メールする」
「はい・・・わかりました」
患者さんの部屋に入り、診察を始める。
「市川さん。調子は、どお?」
「痛みは、いいけど、吐き気とだるさがね・・・」
「加藤、吐き気止めは、今何使ってたっけ?」
「○○ですね。でも、△△を追加してもいいかもしれないですね。痛み止め、増やしたばかりなので、2週間くらいで慣れてくるかと思うんですけど。」
「そうだな、じゃあ、市川さん、△△を2週間出してみるね。気になることがあったら、すぐに教えてね」
「はい。わかりました」
「市川さん、後でお薬もってまた、来ますね」
「ありがとね。加藤さん」
部屋を出て、次の部屋に向かって並んで歩く。
綾は、記録も見ずに患者さんが飲んでいる薬をすらすら答えた。次の処方案も的確に提案してきた。
他の患者の診察でも、患者の状況がすっかり頭に入っているようだ。
回診を全部終えて、ナースステーションに戻ると、処方を指示し、記録を整理していると、
「先生、薬局で薬作ってきますね」
ステーションから元気に出て行った。
「綾ちゃん元気になったな。お前のおかげか?昨日の当直、いそがしかったな~誰かが、急に変われっていうからさ~彼女とイチャイチャしようと思ってたのにな~」
と、ニヤニヤの山形。
「悪かったよ。今後、おごるから。」
「今日、飯食いに行こうぜ。4人でさ。もう、大丈夫だろ?綾ちゃん。」
「どうかな、大丈夫だって言いたいけど、あんま、自信なくて・・・」
「モテイケメンが、弱気だな~」
「大事にしたいんだよ!4人での飯は、綾に聞いてみてからにする。」
「俺たちは、仕事終わりに、いつもの居酒屋に行ってるから、これそうなら来いよ。」
「ああ」
山形と向井さんと食事か・・・綾、まだ、きついかな?
とりあえず、綾に聞いてみるか
綾、おいてきちゃったけど、あいつ、大丈夫かな?
「宮野先生、回診ご一緒していいですか?」
綾が後ろから走ってついてきた。
「ああ。」
なんとなく、顔を見るのが恥ずかしくて、顔を見ずに返事をした。
「先生、ありがとうございます。でも、仕事で会うのって、ちょっと照れますね」
「ああ・・・今日、仕事終わったら、薬局に迎えに行く。ちょっと、待ってて。」
「はい、でも、昨日休んじゃったので、残業になっちゃうかもです・・・」
「わかった、じゃあ、終わったら、メールする」
「はい・・・わかりました」
患者さんの部屋に入り、診察を始める。
「市川さん。調子は、どお?」
「痛みは、いいけど、吐き気とだるさがね・・・」
「加藤、吐き気止めは、今何使ってたっけ?」
「○○ですね。でも、△△を追加してもいいかもしれないですね。痛み止め、増やしたばかりなので、2週間くらいで慣れてくるかと思うんですけど。」
「そうだな、じゃあ、市川さん、△△を2週間出してみるね。気になることがあったら、すぐに教えてね」
「はい。わかりました」
「市川さん、後でお薬もってまた、来ますね」
「ありがとね。加藤さん」
部屋を出て、次の部屋に向かって並んで歩く。
綾は、記録も見ずに患者さんが飲んでいる薬をすらすら答えた。次の処方案も的確に提案してきた。
他の患者の診察でも、患者の状況がすっかり頭に入っているようだ。
回診を全部終えて、ナースステーションに戻ると、処方を指示し、記録を整理していると、
「先生、薬局で薬作ってきますね」
ステーションから元気に出て行った。
「綾ちゃん元気になったな。お前のおかげか?昨日の当直、いそがしかったな~誰かが、急に変われっていうからさ~彼女とイチャイチャしようと思ってたのにな~」
と、ニヤニヤの山形。
「悪かったよ。今後、おごるから。」
「今日、飯食いに行こうぜ。4人でさ。もう、大丈夫だろ?綾ちゃん。」
「どうかな、大丈夫だって言いたいけど、あんま、自信なくて・・・」
「モテイケメンが、弱気だな~」
「大事にしたいんだよ!4人での飯は、綾に聞いてみてからにする。」
「俺たちは、仕事終わりに、いつもの居酒屋に行ってるから、これそうなら来いよ。」
「ああ」
山形と向井さんと食事か・・・綾、まだ、きついかな?
とりあえず、綾に聞いてみるか