180センチ以下は認めない
綾side
ピロン
『仕事終わるか?俺は、終わって医局出るところ。』
宮野先生からメールだ。
『私も、終わります』
『1階のロビーで待ってる。』
『着替えてすぐ行きますね』
「宮野先生、お待たせしました。」
「翔!」
「だって、まだ、病院です・・・」
「もう、仕事は終わった」
「し、翔。お疲れ様です。」
「お疲れ。綾、いやなら断ってくれていいんだけど、今から・・・」
何か、考えてるような表情の翔。
「どうしたんですか?」
「いや~ほんと、いやなら断ってくれていいんだけど。山形が4人で飯行こうって」
4人。ってことは、山形先生と向井さんかな?その二人の姿見ると私がつらいかもって思ってくれてるから、言いにくそうにしてるのかな。
「はい、行きましょう。大丈夫ですよ。翔も一緒に行ってくれるんですよね。隣にいてくれるんですよね」
「当たり前だろ。でも、ほんとに大丈夫か?」
「たぶん、大丈夫です。翔が、いてくれるなら」
うん。翔がいてくれれば、山形先生たちに「おめでとうございます」も、言えると思う。
2人で並んで病院を出て、居酒屋に向かう。
お店に着くと、山形先生と向井さんが仲良く飲んでいた。
「お~お疲れ」と、山形先生。
「お疲れ様です。宮野先生と・・・加藤先生?」
向井さんがびっくりした顔で私たち二人の顔を見比べて、山形先生の顔を覗き込んだ。
「あ~。このふたりはうまくいったんだよ。だぶんな」
「お前が言うな。俺の彼女。よろしくな」
「お、お疲れ様です。えっと、彼女?です?」
「綾ちゃん、なんで疑問形?彼女じゃないの?」
「えっと、彼女でいいんでしょうか?えっと、いいのかな?」
「彼女だろ!なんで、確認するんだよ」
「すみません・・・」
怒られた・・・だって、彼女って紹介されるとは思わなかったんだもん。
「じゃあ、知ってると思うけど、俺の彼女というか婚約者の向井なおさんです。」と山形先生。
「なおです。えっと、何言えばいいのかな?看護師です。えっと、山形先生と結婚することになりました?」
「おめでとう、ございます。向井さんってなおちゃんって名前だったんだね。なおちゃんって呼んでいいですか?かわいい名前ですね」
「ありがとうございます。加藤先生も綾さんって呼ばせてもらっていいですか?」
「もちろん、いいよ。」
「綾、大丈夫?何飲む?」
心配してくれる翔。ほんと、優しい。
翔がいてくれるから、山形先生となおちゃんの幸せそうな姿を見ても、仲良しだな~て、見てるくらい。
「大丈夫ですよ。私は、ビールにします。なおちゃんは、何飲んでるの?もしかしてノンアル?」
「あっ。えっと、妊婦なので・・・」
「そうだったね。ごめんね。つわりとか大丈夫なの?」
「はい、全然つわりなくって、食べれちゃって、太っちゃいそうです。」
「そっか、妊婦さんはいろいろ大変だろうけど、つわりがないならよかったね。でも、大事にしてね」
「はい、ありがとうございます」
なおちゃんは、話しやすくて、見かけ通りとてもかわいらしい子だった。
山形先生と隣にならんでると王子さまとお姫様だ。ほんと、かわいくて素敵な子だった。
とても、いい子で、話も面白くて、時々山形先生をのぞき込むしぐさがほんと、かわいい。
山形先生もかわいくてしょうがないって、溺愛ぶりでほんとお似合いの2人。
ほんと、幸せそうで、祝福したいを思った。
『仕事終わるか?俺は、終わって医局出るところ。』
宮野先生からメールだ。
『私も、終わります』
『1階のロビーで待ってる。』
『着替えてすぐ行きますね』
「宮野先生、お待たせしました。」
「翔!」
「だって、まだ、病院です・・・」
「もう、仕事は終わった」
「し、翔。お疲れ様です。」
「お疲れ。綾、いやなら断ってくれていいんだけど、今から・・・」
何か、考えてるような表情の翔。
「どうしたんですか?」
「いや~ほんと、いやなら断ってくれていいんだけど。山形が4人で飯行こうって」
4人。ってことは、山形先生と向井さんかな?その二人の姿見ると私がつらいかもって思ってくれてるから、言いにくそうにしてるのかな。
「はい、行きましょう。大丈夫ですよ。翔も一緒に行ってくれるんですよね。隣にいてくれるんですよね」
「当たり前だろ。でも、ほんとに大丈夫か?」
「たぶん、大丈夫です。翔が、いてくれるなら」
うん。翔がいてくれれば、山形先生たちに「おめでとうございます」も、言えると思う。
2人で並んで病院を出て、居酒屋に向かう。
お店に着くと、山形先生と向井さんが仲良く飲んでいた。
「お~お疲れ」と、山形先生。
「お疲れ様です。宮野先生と・・・加藤先生?」
向井さんがびっくりした顔で私たち二人の顔を見比べて、山形先生の顔を覗き込んだ。
「あ~。このふたりはうまくいったんだよ。だぶんな」
「お前が言うな。俺の彼女。よろしくな」
「お、お疲れ様です。えっと、彼女?です?」
「綾ちゃん、なんで疑問形?彼女じゃないの?」
「えっと、彼女でいいんでしょうか?えっと、いいのかな?」
「彼女だろ!なんで、確認するんだよ」
「すみません・・・」
怒られた・・・だって、彼女って紹介されるとは思わなかったんだもん。
「じゃあ、知ってると思うけど、俺の彼女というか婚約者の向井なおさんです。」と山形先生。
「なおです。えっと、何言えばいいのかな?看護師です。えっと、山形先生と結婚することになりました?」
「おめでとう、ございます。向井さんってなおちゃんって名前だったんだね。なおちゃんって呼んでいいですか?かわいい名前ですね」
「ありがとうございます。加藤先生も綾さんって呼ばせてもらっていいですか?」
「もちろん、いいよ。」
「綾、大丈夫?何飲む?」
心配してくれる翔。ほんと、優しい。
翔がいてくれるから、山形先生となおちゃんの幸せそうな姿を見ても、仲良しだな~て、見てるくらい。
「大丈夫ですよ。私は、ビールにします。なおちゃんは、何飲んでるの?もしかしてノンアル?」
「あっ。えっと、妊婦なので・・・」
「そうだったね。ごめんね。つわりとか大丈夫なの?」
「はい、全然つわりなくって、食べれちゃって、太っちゃいそうです。」
「そっか、妊婦さんはいろいろ大変だろうけど、つわりがないならよかったね。でも、大事にしてね」
「はい、ありがとうございます」
なおちゃんは、話しやすくて、見かけ通りとてもかわいらしい子だった。
山形先生と隣にならんでると王子さまとお姫様だ。ほんと、かわいくて素敵な子だった。
とても、いい子で、話も面白くて、時々山形先生をのぞき込むしぐさがほんと、かわいい。
山形先生もかわいくてしょうがないって、溺愛ぶりでほんとお似合いの2人。
ほんと、幸せそうで、祝福したいを思った。