恋は盲目〜元姫は失明者〜

とりあえず席座るか


...視線が痛い


凛「で、席どこだっけ?」


真琴「そこの窓際の後ろから2番目〜」


えっと...この辺か?


ポスッ


ん?ポスっ?


「...」


凛「あれ?ここ誰かいる?」


「...てめぇ...」


凛「ここ3番目か!」


「無視すんじゃねぇ!」


凛「あーごめんごめん、見えなくてさ?許して?」


「あ?てめぇ俺が誰だと...」


凛「知らないよ、見えないんだから」


「...うるっせぇよ!俺は時雨の幹部だぞ!?」


凛「あー時雨ね、はいはい、分かった分かった」


「なんでそんな適当なんだよ!?」


凛「え?だって時雨ってなんとか樹君がいるとこでしょ?」


「あ?てめぇ総長のことバカにしてんのか!?」


凛「してないしてない〜彼は親切な人です」


「...てめぇぇぇぇ!!」


樹「雷斗、やめろ」


「なんでだよ!」


樹「困ってるだろ」


凛「あれー?その声はなんとか樹君じゃーん、さっきぶり〜」







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