迷惑なんて思ってないよ
私は何かお礼をさせてほしいと申し込んだ。せめて償いはしたかったから。無理を言って考えてもらったけれど、凛太郎くんから出てきたのは償いにもならないような事だった。
「せめて何かお礼だけでもさせてください」
「うーん・・・。じゃあ、今度四人で遊園地行こう!俺、行った事無くてさ」
「本当に遊園地で良いんですか?」
「約束ね?」
私の問い掛けには答えず、小指を出してきた凛太郎くんの目の中に映っているのは私ではなく他の女の子なんだもんね。初めての遊園地なのに、私が相手で良いのかな。晴人と慶太郎くんも一緒だから深く考える心配は無いんだろうけど。
「せめて何かお礼だけでもさせてください」
「うーん・・・。じゃあ、今度四人で遊園地行こう!俺、行った事無くてさ」
「本当に遊園地で良いんですか?」
「約束ね?」
私の問い掛けには答えず、小指を出してきた凛太郎くんの目の中に映っているのは私ではなく他の女の子なんだもんね。初めての遊園地なのに、私が相手で良いのかな。晴人と慶太郎くんも一緒だから深く考える心配は無いんだろうけど。