迷惑なんて思ってないよ
絶好の機会だ。俺と北条先輩は顔を見合わせた。二人で買い物を行っている間、俺と北条先輩が脱け出せば二人っきりにならざるを得ない。それも、姉ちゃんの事だから更にはぐれては困ると言って伊野先輩と一緒に行動するだろう。
俺と北条先輩は座っているように言われた長椅子から離れて二人に見付からないよう動き回る事にした。もちろん、ちゃんと連絡は入れてある。北条先輩は伊野先輩に。俺は姉ちゃんに連絡をした。北条先輩と二人で回るから伊野先輩と仲良くねと。
姉ちゃんと伊野先輩の事だからきっと顔を真っ赤にして連絡を確かめたんだろうな。遠くからで表情までは分からないけれど、顔を見合わせているようだった。俺と北条先輩は互いの手を軽く叩いて喜んだ。
取り敢えず第一段階に進む事は出来た。放っておいても進展してくれれば良いんだけど、放っておいて進展するような関係なら未だに友達を続けていないか。
俺と北条先輩は座っているように言われた長椅子から離れて二人に見付からないよう動き回る事にした。もちろん、ちゃんと連絡は入れてある。北条先輩は伊野先輩に。俺は姉ちゃんに連絡をした。北条先輩と二人で回るから伊野先輩と仲良くねと。
姉ちゃんと伊野先輩の事だからきっと顔を真っ赤にして連絡を確かめたんだろうな。遠くからで表情までは分からないけれど、顔を見合わせているようだった。俺と北条先輩は互いの手を軽く叩いて喜んだ。
取り敢えず第一段階に進む事は出来た。放っておいても進展してくれれば良いんだけど、放っておいて進展するような関係なら未だに友達を続けていないか。