迷惑なんて思ってないよ
私が考えていた事は見事に外れた。慶太郎くんが言うには、私と晴人の距離が近すぎるらしい。確かに冬休みに入ってから前よりもくっ付かれる事が多くなったけれど、卒業後に雇ってくれる祖父母の店を手伝う事が多くなって構ってあげれなくなったからじゃ。
「結華ちゃん、本当に晴人くんとは何も無いんだよね?人の家庭をとやかく言いたくは無いけどさ、恋愛感情は無いんだよね?」
「私は何も。晴人はたった一人の家族です。他の人から見たら異常な愛し方なのかもしれませんが、弟以上にも以下にも見ていません」
「晴人くんもちゃんと姉として思ってる?」
「それは・・・、たぶん・・・そう、かと・・・」
「結華ちゃん、本当に晴人くんとは何も無いんだよね?人の家庭をとやかく言いたくは無いけどさ、恋愛感情は無いんだよね?」
「私は何も。晴人はたった一人の家族です。他の人から見たら異常な愛し方なのかもしれませんが、弟以上にも以下にも見ていません」
「晴人くんもちゃんと姉として思ってる?」
「それは・・・、たぶん・・・そう、かと・・・」