ある日、学校に監禁されました。
「あ、メッセージだ」


自分のスマホが震えたので、明るい口調でそう言った。


しかし、画面を確認した瞬間あたしの元気まで無くなってしまった。


《ユーキ:次は、足のアップの写真》


その文面に怒りと落胆を感じる。


ユーキは完全にあたしで遊んでいるのだ。


顔写真の次は全身の写真。


それで今度は足のアップ?


「バカにしてる……」


思わずそう呟いた。


「またユーキってやつ?」


恵里菜にそう聞かれてあたしは頷いた。


「でも、もう知らない。もう信じられない」


足のアップの写真を要求して来るなんて、いよいよ気持ちが悪くなって来た。
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