ある日、学校に監禁されました。
机や椅子を使うために移動させたとは思えなかった。
「恵里菜?」
もう1度声をかけて教室に踏み入った瞬間、血なまぐさい臭いが鼻腔を刺激した。
片手で鼻をつまんで教室内を見回してみると、散乱した机の間から人影が見えた。
ペチャペチャとなにかを舐めているような音が聞こえてきている。
「恵里菜でしょう……?」
恐る恐るもう1度声をかけるが、やはり返事はなかった。
「ちょっと、なにしてるの?」
敦美がそう言って邪魔になっている机をどかした瞬間、真っ赤な血に染まった死体が見えた。
その死体の腹部に手を差し入れ臓器を取り出している女子生徒。
それは間違いなく、恵里菜だった。
「恵里菜?」
もう1度声をかけて教室に踏み入った瞬間、血なまぐさい臭いが鼻腔を刺激した。
片手で鼻をつまんで教室内を見回してみると、散乱した机の間から人影が見えた。
ペチャペチャとなにかを舐めているような音が聞こえてきている。
「恵里菜でしょう……?」
恐る恐るもう1度声をかけるが、やはり返事はなかった。
「ちょっと、なにしてるの?」
敦美がそう言って邪魔になっている机をどかした瞬間、真っ赤な血に染まった死体が見えた。
その死体の腹部に手を差し入れ臓器を取り出している女子生徒。
それは間違いなく、恵里菜だった。