ある日、学校に監禁されました。
☆☆☆
窓から外を確認していると、昌良たち3人の姿が見えた。
外を歩くその姿を見ているだけで、緊張で呼吸を忘れてしまいそうになる。
幸いにも今風は止んでいるようで昌良たちは校門を出る事ができた。
そのタイミングで新人に着信があった。
「昌良からだ!」
新人の言葉に、クラスメートたちが新人のスマホにかけ取った。
約束通り、ビデオ通話になっている。
「昌良、大丈夫か!?」
『今のところ風は止んでる。でも……』
そこで言葉を切り、昌良は道路の様子を画面に映しだした。
昨日学校の目の前まで来て事故を起こした、救急車とパトカーがある。
窓の向こうに見える車内は血まみれで、ピクリとも動かない人が乗っているのが見えた。
思わず、あたしはその光景から目を逸らせてしまった。
あまりの惨劇に吐き気が込み上げて来る。
『一旦近くの民家に入ってみることにする』
昌良はそう言うと、学校前の民家を目指して歩き出した。
窓から外を確認していると、昌良たち3人の姿が見えた。
外を歩くその姿を見ているだけで、緊張で呼吸を忘れてしまいそうになる。
幸いにも今風は止んでいるようで昌良たちは校門を出る事ができた。
そのタイミングで新人に着信があった。
「昌良からだ!」
新人の言葉に、クラスメートたちが新人のスマホにかけ取った。
約束通り、ビデオ通話になっている。
「昌良、大丈夫か!?」
『今のところ風は止んでる。でも……』
そこで言葉を切り、昌良は道路の様子を画面に映しだした。
昨日学校の目の前まで来て事故を起こした、救急車とパトカーがある。
窓の向こうに見える車内は血まみれで、ピクリとも動かない人が乗っているのが見えた。
思わず、あたしはその光景から目を逸らせてしまった。
あまりの惨劇に吐き気が込み上げて来る。
『一旦近くの民家に入ってみることにする』
昌良はそう言うと、学校前の民家を目指して歩き出した。