ラブマジック[完]
そうでもしないと、諦められないから。
当日の朝。
「咲良!!起きなさい!!」
な、何!?朝から!
目を開ければ。
「な、何で、まこ姉がいるの?」
「身だくしてあげるから、起きなさい!」
起きなさいって!まだ、6時半前じゃん!
あと、1時間は寝れるのに!
朝ご飯を食べて顔を洗ったあと。
リビングの椅子に座って、目の前には鏡。
「女なら身だしなみはちゃんとしないよ!?」
「へーい!」
ペシンッ!
「返事はちゃんと!」
「はい………」
朝から頭叩かないでよ。
まだ、眠たくてボーッとしてたのに、一気に目覚めた!