ラブマジック[完]



「あたしの見間違いだったかも!」




それは仕方ないけど。



今、壱馬が側にいないことにもの凄く不安を感じる。




私たちのクラスの出し物の時間になり、体育館にせっせと働く。





「七瀬!それ俺持つ!」




「七瀬さんはゆっくりしてて!」




何だよ、男子たち!



ちゃーーっと可愛くなったからって扱い違い過ぎやしませんか!?





「ねぇ、そのグロス何処の!?」




「どうやって髪の毛したの!?」




そんで、女子たちも!



化粧したから、髪の毛アレンジしてるからって!




普段、話しかけないくせに話しかけて!




嬉しいけど!ビックリするでしょうが!?




< 169 / 205 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop