ラブマジック[完]
笑うな!子供たち!
何とか壱馬に助けてもらい救出成功。
「長ズボンで良かったな」
「………ほんとにそれ」
家から出る10分前。
「お前もクリスマスなのに寂しいやつだなあ!」
「へ?何言ってんの?お兄ちゃん」
「だってよ、クリスマスの日にズボンで出かけるとか友達だろ?どうせ」
「彼氏とデートだけど」
そう言えば、カッ!と目を開いたお兄ちゃんに。
「クリスマスデートでズボンとかねぇわ!そこは普通スカートとだろ!?」
「別に何履いて行こうか私の勝手じゃん!」
お兄ちゃんと言い争いをしたものの、私の意思は揺るがずズボンにした。