ラブマジック[完]
「七瀬さん、今のは?」
「ん?あー、隣のクラスの相馬壱馬!私の彼氏!」
「でも、珍しいね!出かけ先で会うなんて」
「ほんと!ビックリしちゃった!」
いつもは、全然会うことなんてないのに。
こんなこともあるんだ!
高2になってから数日。
「七瀬さん、今日やっと教科書届いたんだ!」
「そうなの?良かったね!」
今日まで教科書がなかった立花くんは私と一緒に教科書を見て授業を聞いてた。
「今までのお礼にお昼何か奢る!」
「え?そんなのいいよ!」
大したことじゃないし!
「奢らせてくれ!頼む!」