ラブマジック[完]
両手をあわせて、お願いされちゃ………ねぇ。
「俺、食堂初めてだ!何が一番美味しい?」
「んー何だろう………愛心は何だと思う?」
「人気ある唐揚げじゃない?」
どうしてもってことで、愛心も入れた3人でお昼食堂に来てる。
あ、前の方にいるの壱馬だ!
「かずっ!」
んんん????
「愛心愛心愛心!」
バシバシと愛心腕を叩く。
「痛いって!何!?」
「あれ、誰か知ってる?」
見知らぬ女子が壱馬の腕をとって、わざわざ背伸びして壱馬の耳元で何がやら話してる。
普段なら目に入っても、放っといたんだけど。