天然お嬢様の恋はどこまでもマイペース
打ち上げを飛び出した私は、逃げるように家に帰った。

声をかけてきたママに返事もせずに、ベットに潜り込む。

悔しい。
情けない。
今、泰介と付き合っているのは私なのに。

ピコン。
メールの着信。

相手は・・・泰介。
見なくたって分かる。
毎日この時間にメールをくれるから。

でも、今日は無理。
私は、開くことなく電源を切った。
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