ヴァンパイア†KISS
「デュオ……やっと、会えた」
ブルースは、わたしたちのキスを見てそのまま一礼すると、申し訳なさそうにテラスを出て行った。
わたしとデュオは抱き合ったままテラスの手すりに体を滑らせるようになだれ落ちると、デュオは座ったままわたしを後ろから抱きしめ、わたしの首の刻印に触れた。
「消えかかっているな…。そろそろこの刻印も消える時間、か」
わたしはデュオの方を振り返ると、ずっと言いたくてたまらなかった言葉を口にした。
「デュオ!……会いたかった…!わたし、あなたに縛られたい。あなたの刻印が、欲しいの!」
デュオは一瞬目を見開いて驚いた表情を浮かべたが、そのバイオレットの瞳を細めて悩ましげに「ハ……アァ…」と吐息を吐くと。
一気にわたしを引き寄せ、林檎をかじるように、その唇でわたしの首の刻印に覆いかぶさる。
「ん…、…ぁ、はあ…」
そのままわたしたちは………
お互いの髪を掻き毟るように乱れ動き、
冷たいテラスの上で、淫らな吐息を交わらせる。
ブルースは、わたしたちのキスを見てそのまま一礼すると、申し訳なさそうにテラスを出て行った。
わたしとデュオは抱き合ったままテラスの手すりに体を滑らせるようになだれ落ちると、デュオは座ったままわたしを後ろから抱きしめ、わたしの首の刻印に触れた。
「消えかかっているな…。そろそろこの刻印も消える時間、か」
わたしはデュオの方を振り返ると、ずっと言いたくてたまらなかった言葉を口にした。
「デュオ!……会いたかった…!わたし、あなたに縛られたい。あなたの刻印が、欲しいの!」
デュオは一瞬目を見開いて驚いた表情を浮かべたが、そのバイオレットの瞳を細めて悩ましげに「ハ……アァ…」と吐息を吐くと。
一気にわたしを引き寄せ、林檎をかじるように、その唇でわたしの首の刻印に覆いかぶさる。
「ん…、…ぁ、はあ…」
そのままわたしたちは………
お互いの髪を掻き毟るように乱れ動き、
冷たいテラスの上で、淫らな吐息を交わらせる。