花咲くその日まで
「それで、そちらの方は?」

「ああ、この人。
 この人は・・・えっと・・・、君名前は?」

「?、言ってなかったけ?」

「名前も知らずにそんな仲良く話していたんですか。
 すごいですね。フフフ。」

笑った///。
俺は、目の前にある綺麗な笑顔に見とれていた。






ドスっ


「ちょっと、何ボーっとしてんのよ。」


看護婦の一撃で俺は我に帰った。
3分くらいボーっとしていたようだ。
時計の針が3つ右に移動している。

「ああ、俺の名前だっけ?
 俺の名前は





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