花咲くその日まで
「事故よ。」
彼女は、低い声で言った。

「事故?」

「そう、事故。」

「相手の、不注意で。」

俺は、黙ってしまった。
どのように答えたらいいか、
分からなっかたから・・・。
俺が黙っていると、

「はっい、この話終わり!」
彼女は、パンッと手を叩き、
この話を終わらせた。
彼女は、本当に心を、
よめるのか?と、
俺は、思った。

「それと、こんなとこで時間潰してて、
いいの?急いでたから、
廊下走ってたんでしょ。」

時計を見た俺は、ギョッとした。
「ワッ、やっべ。もう時間ねぇ。」と、
言いながら俺は、
彼女に、背をむけて走った。

すると、後ろから、
「廊下は走るなーーー!!」と、
今までで一番大きな声な声が、
飛んできた。

だが、
俺は、それを無視して、
全速力で、走った。

大事な用には、
15分遅れて、関係者に、
こっぴどく叱られた。
< 5 / 14 >

この作品をシェア

pagetop