心拍数上昇中!!
冷房が、ガンガン効いてるモール内に暑い日差しから逃げるように入ってくるお客さんがたくさん今日もいる。
平日とはいえ、人が絶えることなく入るし最近では、カレンダーさえ見なくなった私にとって土日なのか平日なのか…時々分からなくなる。
一週間まえに作った新作紹介のPOPを、店のすぐ目の前に貼った。
うちのお店は、だいたい20~40代の男女をターゲットに服を出してる。意外と幅広いだね!なんて言われることもあるけれど その分服の種類が多いから覚えるのに苦労している。
入りやすいように左側はレディース 右はメンズと分けている。
「すいません、少しいいですか?」と声がして振り替えると一人の男性がたってた。容姿からして年齢は40後半だろうか
「はい、どうしました?」
「実は、この商品前買ったんですがちょっと気になりまして」とカバンからデニムジーンズを見せてきた。
「わかりました。じゃあちょっとカウンターで話を聞きますね。こちらへ」そう言って案内した。
が、指摘された部分を見ると…
「あの…これは…痛んでるじゃなくて、元々こういうデザインの商品になります。ダメージジーンズと言います」
恐る恐るそう伝えると男性は、は?と言いながら
「おかしいだろ!穴空いてるんだぞ!」
「ですから、ダメージジーンズと言いまして…デニムパンツの種類の一つで、股や膝などにわざと裂け目をいれたジーンズなんです」
そう説明するものも世代が違うのかそれとも、プライドが大きいのか、それとも私の説明不足なのか…なんなのかまったく伝わらない。
「こんな使い物にならないものを売りやがって!!ぼったくりだぞ!!金返せ!」
と喚く男性。しかし、クレームに対して少しは慣れてる分これぐらいなら対応できる。
「返品となりますとレシートが必要になります。誠に申し訳ありませんがレシートを持って再度来店をお願いいたします」とにこやかに言う。
ここでこっちが怯み謝れば大抵の理不尽なクレーマは、調子に乗る人がいるのを知ってる
男性が、一瞬怯んだように見えたが
「お、お…おまえ!女のくせして生意気な!!そもそもお客様は神様だぞ!!神様なんだからな!」
男性は、そうわめき散らす。すでに男性の怒声が店内そして目の前の通路に充分過ぎるほどに響いていた。
ギャラリーが来ても可笑しくない状態
最近は、そんな光景を面白半分にSNSに動画をアップする人がいるから世の中技術が進んでるのは、良いものもそれが気軽に使えるから怖いもなにも。
とにもかくにも両者一歩も引かないこの状況
内心誰か助けてとは、思い始めてるがこれを何とかすれば店のタイムサービス開始に間に合う。なおかつ、今日は町田さんが来てるわけだから問題は起こしたくない。
ひたすら脳内で色々考え解決方法を探すが未だに見つからない。
「おい!聞いてるのか!!」
「はい、聞いてます。レシートさえあれば返品と返金可能になりますがどうしますか?ちなみに、購入から一週間まででしたら可能ですがそれ以上は、無理となっております。申し訳ありません」
「なんでだよ!」と言う男性
どうやらかなり前にここで買ったらしい
さてどうすればいいか
「誠に申し訳ありませんが、そうなると無理ですね。お客様が購入した日からかなりたってますので…ですから、上の者に相談してみますので少々お待ち下さい。」
長時間この男性と話すのは、正直嫌だけどもこの状況で誰かに頼る自分の不甲斐なさにも嫌になるが、そうも言ってられない
私は、すぐに仕事用のスマホを取り出して
「…あの、すいません…木崎です。
休憩中にすいません…緊急で」
憧れであり この店のメンバーの中でももっとも敵に回したくない人物を呼んだ。
平日とはいえ、人が絶えることなく入るし最近では、カレンダーさえ見なくなった私にとって土日なのか平日なのか…時々分からなくなる。
一週間まえに作った新作紹介のPOPを、店のすぐ目の前に貼った。
うちのお店は、だいたい20~40代の男女をターゲットに服を出してる。意外と幅広いだね!なんて言われることもあるけれど その分服の種類が多いから覚えるのに苦労している。
入りやすいように左側はレディース 右はメンズと分けている。
「すいません、少しいいですか?」と声がして振り替えると一人の男性がたってた。容姿からして年齢は40後半だろうか
「はい、どうしました?」
「実は、この商品前買ったんですがちょっと気になりまして」とカバンからデニムジーンズを見せてきた。
「わかりました。じゃあちょっとカウンターで話を聞きますね。こちらへ」そう言って案内した。
が、指摘された部分を見ると…
「あの…これは…痛んでるじゃなくて、元々こういうデザインの商品になります。ダメージジーンズと言います」
恐る恐るそう伝えると男性は、は?と言いながら
「おかしいだろ!穴空いてるんだぞ!」
「ですから、ダメージジーンズと言いまして…デニムパンツの種類の一つで、股や膝などにわざと裂け目をいれたジーンズなんです」
そう説明するものも世代が違うのかそれとも、プライドが大きいのか、それとも私の説明不足なのか…なんなのかまったく伝わらない。
「こんな使い物にならないものを売りやがって!!ぼったくりだぞ!!金返せ!」
と喚く男性。しかし、クレームに対して少しは慣れてる分これぐらいなら対応できる。
「返品となりますとレシートが必要になります。誠に申し訳ありませんがレシートを持って再度来店をお願いいたします」とにこやかに言う。
ここでこっちが怯み謝れば大抵の理不尽なクレーマは、調子に乗る人がいるのを知ってる
男性が、一瞬怯んだように見えたが
「お、お…おまえ!女のくせして生意気な!!そもそもお客様は神様だぞ!!神様なんだからな!」
男性は、そうわめき散らす。すでに男性の怒声が店内そして目の前の通路に充分過ぎるほどに響いていた。
ギャラリーが来ても可笑しくない状態
最近は、そんな光景を面白半分にSNSに動画をアップする人がいるから世の中技術が進んでるのは、良いものもそれが気軽に使えるから怖いもなにも。
とにもかくにも両者一歩も引かないこの状況
内心誰か助けてとは、思い始めてるがこれを何とかすれば店のタイムサービス開始に間に合う。なおかつ、今日は町田さんが来てるわけだから問題は起こしたくない。
ひたすら脳内で色々考え解決方法を探すが未だに見つからない。
「おい!聞いてるのか!!」
「はい、聞いてます。レシートさえあれば返品と返金可能になりますがどうしますか?ちなみに、購入から一週間まででしたら可能ですがそれ以上は、無理となっております。申し訳ありません」
「なんでだよ!」と言う男性
どうやらかなり前にここで買ったらしい
さてどうすればいいか
「誠に申し訳ありませんが、そうなると無理ですね。お客様が購入した日からかなりたってますので…ですから、上の者に相談してみますので少々お待ち下さい。」
長時間この男性と話すのは、正直嫌だけどもこの状況で誰かに頼る自分の不甲斐なさにも嫌になるが、そうも言ってられない
私は、すぐに仕事用のスマホを取り出して
「…あの、すいません…木崎です。
休憩中にすいません…緊急で」
憧れであり この店のメンバーの中でももっとも敵に回したくない人物を呼んだ。