心拍数上昇中!!
最近姉さんが綺麗になった
僕の名前は、木崎翔太(きざき しょうた)19歳…木崎彩花とは兄弟で俺は、三番目の次男。一番上の兄とは八歳差で正月以外まともに会ったことがない。
さてさて、話は戻って

最近姉さんが綺麗になった…僕は、訳あって実家から学校に通ってる。姉さんは、独り暮らしだけど週に一回顔を出しに来るんだけど

最近の姉さんは、キラキラしてる

仕事が楽しんだろうか

あんなに真面目だった姉さんが髪を染めたことには、かなり驚いた。
長くてずっとポニーテールにしてた髪もおもいっきり切ってショートカットになった。

何がきっかけなんだろうか…姉さんは、以前より表情が明るくなった


姉さんは、あまり積極的なタイプではなくかといって目立つタイプでもなく平凡な人だった

喋るのは、好きだけど自ら話しかけに行くことはしなかったし、寄り道とかもあまりしないし

趣味は、読書と

少し暗めな感じがあった。

だけど、姉さん本人は気づかなかったけど
かなりモテた…姉さんを好きになった男子は、たくさんいた。

おかげで姉さんに手紙を渡してくれと言われることもあり、その度に僕は……





燃やしてた


てのは、内緒だけどもとにかく、モテた。おまけに陸上部に入ってからは、さらにモテた。陸上部の競技服は、露出度がまぁそれなりにあるせいか

もちろん、競技服が悪いとかではくて
カラダのラインが分かりやすい分に落ちた奴は、かなりにいた。


モテようが姉さんは、鈍感だから三年間全然気づかなかった。
中学からそんな頭は、良くもちょっと鈍い姉さんは、最近になってそれまで以上に綺麗になった気がする。

母さんは、青春してるのねー と言うけれど

まさか?あの姉さんが?なにもない所で転けるあの姉さんが??

でも、もし姉さんが綺麗になった理由が恋だったら僕は、全力で姉さんを応援する。僕は、姉さんの笑った顔が好きだしなにより姉さんが幸せになってくれたら嬉しいからだ。


「翔太ーー、オムライス作って見たんだけど食べてみてくれる?」


「うん!いいよ!!あ、あとで問題教えてもらいたいんだけどいい?」


「いいよ!ほら、座って」姉さんは、そう言ってテーブルの上にオムライスが入ったお皿をおく。


友達からは、姉さんっ子って言われるけど、あながちそれは、間違ってない。

僕は、姉さんが好きだから


「…どうかな?」


「……う、うん…まぁ美味しいかな」



となりのページも見てしまい、調味料を間違えて増やしてしまう所だけは直してほしいけども…



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