心拍数上昇中!!
POP作成がやっと終わり店内の時計をふっと見ると針が6時を示してた。
朝野さんに頼まれた時は、1時だったから…かれこれ六時間もやってたことになる。
「さすがに、四枚も作ってればこうなるよね…」
作ったPOPは、ファイルに入れてから机に置いた
「お腹空いたし…何か買って休憩室でゆっくりしよう」お財布を持ち
【休憩行ってきます。木崎】そう書き残してから店内を出た。
職場が、ショッピングモールとなると毎回迷う。もちろん、店内で迷子ということではない…
ご飯に迷う
どのお店も魅力的で、目移りしてしまうけれど。
「えーと、持ち帰りで、カフェラテとイチゴサンドイッチ下さい」
鼻をくすぐる優しいコーヒーの匂いが店内に漂うレトロな雰囲気がある珈琲店。
最近は、ここによく行く。迷って迷って迷った結果、結局ここに来てしまうってのが最近で…
「あら、あやちゃんじゃない?いつも来てくれてありがとうね」そう言いながら店の奥から女性が出てきた。
ここの店長、大野梅
私の母とそう変わらなく、先輩たちには言えない悩みを言える私の唯一悩み相談を聞いてくれる人。
「梅さんお疲れ様です、、」
「お疲れ様。そういえば、来週ショコラ抹茶ラテ出すのよ。よかったら来てね!それと一応来ると思ってこれ作ってたの、あげる」と言って差し出したのはシロクマのぬいぐるみ。手には、コーヒー豆を持っている。
「わぁぁぁ!これって前言ってたオリジナルイメージキャラクターですか!?かわいい!」
「そう!名前はまだ決めてなくて次来るまでその子の名前決めてくれないかな?私良い名前をつけられるセンスがないから」梅さんは、そう言って苦笑いした。
「………いいんですか?」
「えぇ、お願いね」
「…はい!」
カフェラテとイチゴサンドイッチが入った紙袋を持ち、空いた方には財布とぬいぐるみを持って店へと向かった。
名前何にしようかなぁ とのんびり考えてたら
「木崎さん?」と低い声がした
声が聞こえた方を見ると朝野さんが目をぱちくりさせこっちを見てた。
「あ、朝野さん……」
「…お疲れ、休憩?」
「あ、はい…えーとPOP作成が終わって少し休憩を」
「そっか、ありがとう。佐藤さんから聞いたよ…ずっとやってたんだよね?昼休みなのにずっとパソコンとにらめっこしてる って」
「うっ…」
「休憩は、しっかりとらないとダメだから…次はそうならないように もし次やったら……そうだな、シバくよ?」
「し…シバく!?」
「そう、だからシバかれないように休憩して………なんてね冗談だよ。それより、そのぬいぐるみは?」
一瞬目がマジだったのは、気のせいだろうか…
「あ、えーと…珈琲店の人に貰ったんです。代わりに名前考えてって言われて」
「…そうなんだ、いいね。なんか木崎さんみたいで」
「…はい!………………………え?」
突然のことで つい え?と言ってしまった…上司相手に え? と言う後輩。これが怖い上司なら即怒られてるだろう
「いや、違うな…木崎さんはどっちかと言うと…
柴犬かな人懐っこいし」
この上司は、…とにかくゆるい…だから、こっちまで
「…柴犬は、多分私じゃなくて朝野さんです」
こっちまで気がゆるんでしまう
「ん?そう?とりあえずここで話すより休憩室で話そう。僕も休憩だからさ」
「……そう…ですね…」
さっきまでの疲れは、なんなのか一気に無くなった気がした。
朝野さんに頼まれた時は、1時だったから…かれこれ六時間もやってたことになる。
「さすがに、四枚も作ってればこうなるよね…」
作ったPOPは、ファイルに入れてから机に置いた
「お腹空いたし…何か買って休憩室でゆっくりしよう」お財布を持ち
【休憩行ってきます。木崎】そう書き残してから店内を出た。
職場が、ショッピングモールとなると毎回迷う。もちろん、店内で迷子ということではない…
ご飯に迷う
どのお店も魅力的で、目移りしてしまうけれど。
「えーと、持ち帰りで、カフェラテとイチゴサンドイッチ下さい」
鼻をくすぐる優しいコーヒーの匂いが店内に漂うレトロな雰囲気がある珈琲店。
最近は、ここによく行く。迷って迷って迷った結果、結局ここに来てしまうってのが最近で…
「あら、あやちゃんじゃない?いつも来てくれてありがとうね」そう言いながら店の奥から女性が出てきた。
ここの店長、大野梅
私の母とそう変わらなく、先輩たちには言えない悩みを言える私の唯一悩み相談を聞いてくれる人。
「梅さんお疲れ様です、、」
「お疲れ様。そういえば、来週ショコラ抹茶ラテ出すのよ。よかったら来てね!それと一応来ると思ってこれ作ってたの、あげる」と言って差し出したのはシロクマのぬいぐるみ。手には、コーヒー豆を持っている。
「わぁぁぁ!これって前言ってたオリジナルイメージキャラクターですか!?かわいい!」
「そう!名前はまだ決めてなくて次来るまでその子の名前決めてくれないかな?私良い名前をつけられるセンスがないから」梅さんは、そう言って苦笑いした。
「………いいんですか?」
「えぇ、お願いね」
「…はい!」
カフェラテとイチゴサンドイッチが入った紙袋を持ち、空いた方には財布とぬいぐるみを持って店へと向かった。
名前何にしようかなぁ とのんびり考えてたら
「木崎さん?」と低い声がした
声が聞こえた方を見ると朝野さんが目をぱちくりさせこっちを見てた。
「あ、朝野さん……」
「…お疲れ、休憩?」
「あ、はい…えーとPOP作成が終わって少し休憩を」
「そっか、ありがとう。佐藤さんから聞いたよ…ずっとやってたんだよね?昼休みなのにずっとパソコンとにらめっこしてる って」
「うっ…」
「休憩は、しっかりとらないとダメだから…次はそうならないように もし次やったら……そうだな、シバくよ?」
「し…シバく!?」
「そう、だからシバかれないように休憩して………なんてね冗談だよ。それより、そのぬいぐるみは?」
一瞬目がマジだったのは、気のせいだろうか…
「あ、えーと…珈琲店の人に貰ったんです。代わりに名前考えてって言われて」
「…そうなんだ、いいね。なんか木崎さんみたいで」
「…はい!………………………え?」
突然のことで つい え?と言ってしまった…上司相手に え? と言う後輩。これが怖い上司なら即怒られてるだろう
「いや、違うな…木崎さんはどっちかと言うと…
柴犬かな人懐っこいし」
この上司は、…とにかくゆるい…だから、こっちまで
「…柴犬は、多分私じゃなくて朝野さんです」
こっちまで気がゆるんでしまう
「ん?そう?とりあえずここで話すより休憩室で話そう。僕も休憩だからさ」
「……そう…ですね…」
さっきまでの疲れは、なんなのか一気に無くなった気がした。