こうやって生きてきた
そんなある日


一旦はスナックを辞め、
昼間の工場勤務を始めた亜由美


だが朝はとにかく苦手

母が用意してくれる朝ごはんは
白いご飯の上におかずが乗っていて
食べる気になれない。

あゆみ「こんな飯いらねーよ」
というと

夜勤のトラックをしていたおじさん

「親が作ったものに文句を言うなー!」

と怒鳴ってきたのだ!

あゆみ 「は?他人のおじさんに言われたくないんだけど」
おじさん 「なんだとー!!」

今にも殴りかかってきそうだった

内心怖いが強がる事しかできず

あゆみ 「前のお父さんみたく殴るなら殴ればいいぢゃん!殴れよ」

と言った瞬間に
おじさんが止まった…

あゆみ 「他人なんだから出てってよ!」
咄嗟に出た言葉だ…

もちろんおじさんは何も言えない…

すると泣きながら母はこういった…

母 「お母さんにとっては大事な人なの…
おじさんを出てけ!と言うなら亜由美が出ていって!」

亜由美 「あっそう!」

そこからまた家を出て行く事に…
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