運命の恋~もしもあの時・・~
田邉さんの家は結構栄えてる駅の近くで、普通の1LDKの部屋だった。

中に入ると想像と違って小物やらがゴチャゴチャ飾られていた。

「すごい物が沢山。」

「うちで扱ってる商品だよ。俺ってこんなに片付けが下手だったとはな。香織と住んでた家はこんなにゴチャゴチャ物が溢れてなかったよ。」

なんと返していいものか…
確かに私はあまり物を飾ったりせず掃除のしやすさを重視する派だ。
本当に気の毒に思うけど私にはご飯作ってあげることくらいしかしてあげれることはない…

「じゃあ、早速作りますかぁ!」

「お前最近ちょくちょく話をスルーするよな!?まぁいいけど…」

どんな顔をしたらいいのかわからずキッチンに逃げた。
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