運命の恋~もしもあの時・・~
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「うん!いいと思う。私は香織を全力でサポートするよ!」

やっぱり有希、心強い。

「まず、前に話してた弁護士さんに会ってみようと思う。弁護士さんに会ってから旦那にきちんと話をして、香澄にも…。あの子には生活環境が変わるから負担もかかるけど…。」

「大丈夫よ!今までの香織の姿を見てきてるんだもの、真剣に話せば理解してくれると思うよ。」

きっと働き出したら寂しい思いもさせちゃうんだろうな…。

「待ってね、善は急げで弁護士さんに電話するから。」

言い終わらないうちにもうスマホを耳に当ててる。
行動の速さは本当に有希らしくてスゴイ!

「明日はどう?10時とか?」

早い!予定もないので首を縦に振って返事をする。
すぐに電話は切ってしまった。挨拶くらいするべきじゃなかったかな?

「じゃあ明日の10時に来てくれるらしいわよ。すごく話しやすい人だからゆっくり話してみてね。」

「え?来てくれるの?私何もないから行くのに…」

「うちが事務所への出勤途中にあるからいいって!」

今の弁護士さんって優しいな。
って弁護士さんが来てくれるなんて恐れ多い…
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