運命の恋~もしもあの時・・~
「ううん、有希から言われたんだけどね浮気したのはあなただったとしても原因は2人にあるって。私は母親であることに必死で奥さんであることを放棄してたもの。周りから痩せたって心配されたけどもっと痩せるべきだと思うし。フフッ」

今回のことでかなり痩せたけどそれでやっと普通の域にギリギリ入ったくらで理想体重からいくともっと痩せていいらしかった。
ヨガを始めて少し勉強してみてがっくりきた。

「そうかな?丸い香織は可愛いと思ってたけどな。これは本当だよ。」

「あら、残念ね、見違える程痩せてやろうと思ってるから。フフッヨガを頑張ってるの。走ったりは向いてないし続けれないから。」

「ゆっくりでいいよ。倒れちゃったらあの子が不安になるだけだから。仕事も、無理しないで。僕はワンルームにでも引っ越すつもりだしお金掛からないから出来るだけ金銭面は心配しなくていいくらい出すよ。」

「でもそれじゃダメなのよ。離婚する意味がないの。あなた一人ただ生活するだけならお金はかからないかもしれない。でも交友関係やお付き合いする方がいたら?再婚する事になった時困るのよ。だから私も自立しなくちゃ。有希の会社でね訪問介護や家事代行の仕事はどうかって言ってくれてるの。自分の時間の都合がつきやすからって。お給料もいいんだって!」
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