運命の恋~もしもあの時・・~
21
2人と別れてすぐ、有希にメールしてみた。
もし娘を預かって貰えるならって、ついつい甘えてしまう。
こんな時両親が健在ならって思う。

『いいわよ~!かすみんお泊まりしたら?明日の朝翔太と学校いけばいいし!』
ってすぐに返信が来た。
今日休みなのかな?
娘は有希の家にお世話になって以来3回ほどひとりでお泊まりさせてもらっている。

『お言葉に甘えて宜しくお願いします。ピアノ終わって連れて行くので19時ごろになります。本当にありがとう!』

有希にメールしたあとに夏川くんにもすぐにメールした。
夏川くんからの返信もすぐに届いた。

『じゃあ19時過ぎに車で迎えに行きます。どこに行ったらいいですか?』

『前行った定食屋さんの前はどう?夏川くんも車持ってたんだね!』って返信をすると、

『了解です。車は社長のを借りて行きます。ではまた後で。』ってまたすぐに返信があった。

私は急いで娘のお泊まり準備をした。
今日はピアノの日なので娘が帰ってすぐにピアノへ行き、その後有希の家へ送って行った。
娘はお泊まりが嬉しいようで安心した。
< 217 / 316 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop