運命の恋~もしもあの時・・~
稗田さんは私の手を握り、肩にもたれたまま上目遣いで私を見つめる。
その目に吸い寄せられるように私はキスをした。
考えてみたら私から誰かにキスをするなんて経験はほとんどない。
いつも受け身だったし、キスしてって言われたこともなかった。
恥ずかしい…すぐに顔を離して俯いた。
「それだけ?ケチっ。フフッ香織ちゃん可愛い。」
「あっ、すいません…こんな、初めてで…」
わざと驚いたように頭を上げて
「キスが?」って聞かれた。
「いえ、その、自分からするっていうのがです…あの、ごめんなさい、私そんなに稗田さんみたいに上手くできない…」
こんなに私は緊張してるのに稗田さんは何がそんなにおかしいのか笑っている。
「ハハッ、ごめんね、笑うつもりはなかったんだけど…プププッ」
そんな稗田さんを見て腹が立ちソファの下に降りてコンビニの袋からサンドイッチを取り出した。
ビールを開けてサンドイッチを食べようかとしたとき、後ろから抱きしめられた。
「ごめん、あまりに可愛いくて。それにこの状況、嬉しすぎて夢みたい。俺のところに来てくれてありがとう。」
それは私のセリフだ。
こんな私を本当に好きなのだろうか?騙されてる?夢のような出来事すぎる
その目に吸い寄せられるように私はキスをした。
考えてみたら私から誰かにキスをするなんて経験はほとんどない。
いつも受け身だったし、キスしてって言われたこともなかった。
恥ずかしい…すぐに顔を離して俯いた。
「それだけ?ケチっ。フフッ香織ちゃん可愛い。」
「あっ、すいません…こんな、初めてで…」
わざと驚いたように頭を上げて
「キスが?」って聞かれた。
「いえ、その、自分からするっていうのがです…あの、ごめんなさい、私そんなに稗田さんみたいに上手くできない…」
こんなに私は緊張してるのに稗田さんは何がそんなにおかしいのか笑っている。
「ハハッ、ごめんね、笑うつもりはなかったんだけど…プププッ」
そんな稗田さんを見て腹が立ちソファの下に降りてコンビニの袋からサンドイッチを取り出した。
ビールを開けてサンドイッチを食べようかとしたとき、後ろから抱きしめられた。
「ごめん、あまりに可愛いくて。それにこの状況、嬉しすぎて夢みたい。俺のところに来てくれてありがとう。」
それは私のセリフだ。
こんな私を本当に好きなのだろうか?騙されてる?夢のような出来事すぎる