運命の恋~もしもあの時・・~
「そうだよ!弘人、僕はかなり傷ついてます!すぐにでも元に戻って下さい!」

「夏川は飲みすぎ!もう頼んじゃだめ。そして香織ちゃんと田邉は席を変わって!夏川酔ってさっきから香織ちゃんのことベタベタ触ってる。」

「えっ?何で俺?先輩が変わって下さいよ!」

酔っ払っても夏川くんの隣が一番安全な気がする…

「仮にも恋人だろ!責任持って介抱してやれよ!襲ってきたりはしないよ。田邉の方が力強いだろ?」

「いや、あの…こいつ強いっすよ。」

「弘人~!来て来て!僕は弘人を指名します!」

酔ってる夏川くんは更に可愛い。
私と田邉さんが席を変わると腕にしがみついて体をもたれてる。
本当なら甘えたいよね~!

「俺はホストじゃねー。」

「こんな時くらい甘えさせてあげてよ。普段頑張ってるんだから。」

からかい半分で私が言ったから…

「じゃあ香織は?普段頑張ってる俺をいつ甘えさせてくれるの?」

なんて返された…
< 263 / 316 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop