運命の恋~もしもあの時・・~
強めに言ってみたけどやっぱり田邉さんと2人きりは良くないだろうな…
でも明らかに体調悪くてフラフラだし…ほっとけない。
とりあえず田邉さんをベッドへ連れて行った。

「勝手に服とかあさるね。着替えないと汗がすごいから。」

「あぁ、悪い…。」

「寒い?水飲む?」

「いや、寒くはない。あとから冷蔵庫にペットボトルがあるから持ってきてくれると助かる。」

「わかった。」

何だか田邉さん様子が変…
急いで着替えを見つけて、体を拭くためにタオルを濡らしてレンジで温めた。

「とりあえず脱いで。汗を拭いてから着替えよ。」

されるがままに田邉さんは服を脱いで私に体を拭かれる。
持ってきたTシャツを着ると問題はズボンだ。

「あ、あの、下は自分でできるよね?タオルあと1枚あるからこれで拭い…」

言い終わらないうちに田邉さんから手を引かれ視界が回る。
気づけばベッドに押し倒されていた。

「えっ?田邉さん?」
< 288 / 316 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop